
「会ったことがない相手から投資を勧められました。詐欺でしょうか?」

「送金してしまった後は、どこへ何を持って相談すればよいですか?」
親しくなった相手を疑うことには迷いが生じますが、会ったことがない相手から投資・旅費・荷物の手数料などを求められた場合は、追加送金を止めて確認することが大切です。
会ったことのない相手から金銭を求められたら、送金を止めて証拠を保存します。
警察庁も、SNSやマッチングアプリで知り合った相手から投資や結婚費用などを求められた場合は詐欺を疑うよう注意喚起しています。
本記事では、ロマンス詐欺の見分け方7項目、LINE・写真・送金要求の危険サイン、被害後の初動、支払方法別の連絡先、警察・弁護士・調査会社へ相談するときの判断材料を整理します。
※注意
送金方法や相手情報によって対応は異なり、調査や相談が返金を保証するものではありません。
この記事でわかること
ロマンス詐欺とは?信頼させて金銭を求める流れ

30秒で確認:会ったことがない相手から金銭を求められたら、用途の説明より先に「送金停止・証拠保存・第三者確認」を行います。
| いまの状況 | 危険の見方 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 投資・旅費・手数料を求められた | 詐欺を疑う | 送金せず会話と相手情報を保存 |
| 出金前に税金・保証金を求められた | 追加請求の危険が高い | 支払いを止めて請求画面を保存 |
| すでに銀行振込した | 被害拡大を防ぐ段階 | 金融機関と警察へ送金情報を連絡 |
| 暗号資産を送金した | 取消し困難でも記録が重要 | 交換業者へTXID・送金先・日時を連絡 |
ロマンス詐欺とは?
警察庁は、SNSやマッチングアプリなどで知り合った相手と対面せずにやり取りを続け、恋愛感情や親近感を抱かせて金銭等をだまし取る手口をSNS型ロマンス詐欺として注意喚起しています。
信頼を得てから送金を求める典型的な流れ
最初は日常会話や将来の約束で信頼を作り、LINEなど別の連絡手段へ移した後、投資サイトや暗号資産購入へ誘導する流れがあります。
画面上で利益が出たように見せ、出金時に税金や保証金などを追加請求する場合もあります。
投資・旅費などに使われる金銭要求の例

ビデオ通話をしたことだけでは本人確認になりません。
写真・音声・映像のなりすましも想定し、送金前に第三者へ相談してください。
ロマンス詐欺の見分け方7項目|LINE・写真・送金要求を確認

▶見分け方7項目
▶LINE誘導と会えない説明
▶愛情・期限・秘密の送金要求
▶投資サイトの出金条件
ロマンス詐欺を見分ける7つの確認項目
1つだけで断定せず、複数の危険サインと金銭要求が重なるかを確認します。
| 確認項目 | 危険サイン | 次の行動 |
|---|---|---|
| 1. 連絡手段 | すぐLINEなど外部へ誘導 | 元アカウントとプロフィールURLを保存 |
| 2. 会う・通話 | 理由を変えて対面や通話を避ける | 送金せず説明の矛盾を記録 |
| 3. 写真・経歴 | 画像検索結果やSNS履歴と一致しない | 画像・氏名・勤務先を照合 |
| 4. 関係の進み方 | 短期間で愛情や結婚を強調 | 第三者へ会話を見せる |
| 5. 金銭の名目 | 投資・旅費・治療費・荷物代を要求 | 支払わず請求内容を保存 |
| 6. 送金先 | 個人名義口座や暗号資産を指定 | 名義・アドレス・日時を記録 |
| 7. 追加請求 | 税金・保証金・解除費用を要求 | 追加送金を止め相談先を選ぶ |
LINE誘導と会えない説明を確認する
マッチングアプリ内のやり取りを早く切り上げ、外部サービスへ移そうとする場合は注意が必要です。
アカウント名、プロフィールURL、電話番号、相手が送った画像を保存してください。
愛情・期限・秘密で送金を急かす
愛情や信頼を試すような言い方で送金を求め、断ると関係が壊れる、今日中でなければ困ると急かす場合があります。
借入れや家族への秘密を勧められたら、送金せず相談してください。
投資サイトの出金条件と運営情報を確認する
| 確認項目 | 危険サイン |
|---|---|
| 連絡手段 | 相手と担当者が同じチャット内だけ |
| 入金先 | 個人名義口座や説明と異なるウォレット |
| 利益表示 | 指定サイトの数字だけで裏付けがない |
| 出金 | 税金・保証金・解除費用の先払い要求 |
| 勧誘 | 元本保証・必ず増える・今だけと断定 |
LINEで知り合った相手の確認はLINEで知り合った人は詐欺?、InstagramのDMはInstagramロマンス詐欺の見分け方、暗号資産送金は仮想通貨ロマンス詐欺の対処法も参考にしてください。
ロマンス詐欺の被害後に今すぐやること

被害後は追加送金と相手の指示を止める
出金のための税金、保証金、認証料などを求められても追加送金しないでください。
遠隔操作アプリを入れている場合は利用を止め、金融機関や端末の正規窓口へ確認します。
証拠として保存しておきたい情報
支払方法別に最初に連絡する窓口
| 支払方法・目的 | 最初に確認する先 |
|---|---|
| 銀行振込 | 振込元・振込先金融機関、警察 |
| クレジットカード | カード会社、消費生活センター |
| 暗号資産 | 利用した交換業者、警察 |
| 契約・勧誘トラブル | 消費者ホットライン188 |
| 犯罪被害の相談 | 警察相談専用電話#9110または最寄りの警察署 |
警察庁のSNS型ロマンス詐欺の注意喚起と、消費者庁の消費者ホットライン188も確認できます。
ロマンス詐欺のよくある質問

ロマンス詐欺を見分ける決め手はありますか?
1つの決め手だけで判断せず、会えない説明、プロフィールの矛盾、送金要求、追加請求が重なるかを確認します。
金銭を求められた時点で送金を止め、会話・相手情報・送金先を保存して第三者へ相談してください。
写真やビデオ通話が本物なら安全ですか?
安全とは判断できません。
公開写真、翻訳アプリ、生成AIなどを利用したなりすましも想定し、相手が送金を求めていないか、運営者やURLを第三者が確認できるかを見ます。
少額を出金できたら安全ですか?
安全とは限りません。
信用させて高額送金へ進ませるために少額だけ出金させる場合があります。
追加入金が必要と言われた時点で止めて確認してください。
証拠をそろえれば必ず返金できますか?
返金は保証できません。
支払方法、相手の特定、残存資産、金融機関・交換業者の対応、法的手続などで変わります。
調査会社は証拠整理や送金経路調査、弁護士は法的請求、警察は捜査という役割の違いがあります。
まとめ|ロマンス詐欺の見分け方と相談先

被害に気づいた直後の行動
警察・弁護士・調査会社の役割
相談先を決める前の確認項目
相手や送金先が分からず、弁護士の法的手続きへ進むための材料が不足している場合は、法的手続きの前に調査会社へ証拠収集・サイバー調査の可否を相談する理由があります。
相談時は、調査範囲・料金・成果物と、警察や弁護士へ渡せる資料かを確認してください。
返金保証をうたう説明には注意してください。